株式会社山梨中央銀行

The Yamanashi Chuo Bank,Ltd. 銀行業 東証プライム 証券コード 8360

東証プライム上場。業種は銀行業。出典: zigyo.ai企業データ。

スタートアップとの関わりの概要

株式会社山梨中央銀行は、山梨県甲府市に本社を置き、東証プライムに上場する銀行である。スタートアップとの関わりの記録は5件で、相手はスタートアップ5社にわたる。関わりの種類は、提携が3件、導入・顧客が2件で、出資の記録はない。記録のある期間は2020年5月から2026年8月までである。相手の分野は、金融機関向けのフィンテック、住宅ローン、補助金支援、空き家対策、不動産データと、銀行業務や地域の課題に近い領域に集まっている。

分野ごとに見ると、銀行の業務を支えるサービスでは、金融機関の顧客向け統合プラットフォームを提供するエメラダとのAPI連携、不動産・法人の登記データを軸にしたプラットフォーム「R.E.DATA」を提供するTRUSTARTのサービス導入がある。融資に関わる分野では、住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を提供するiYellのグループから、住宅ローンの取扱件数を増やすための支援を受けている。地域企業の支援では、補助金支援のDXを通じた経営支援サービス「補助金クラウド」を運営するStaywayのサービスを導入した。地域の課題では、空き家の定期管理・点検の全国ネットワーク「日本空き家サポート」を運営するL&F、韮崎市とともに連携協定を結んでいる。

主な事例を日付順に挙げる。2020年5月26日、エメラダが金融機関とのAPI連携の開始を発表し、連携を始めた金融機関の一つとして山梨中央銀行が挙げられた。同じ発表には群馬銀行、常陽銀行、横浜銀行、十六銀行なども含まれている。2022年6月24日には、iYellの子会社である住宅ローンの窓口株式会社が、山梨中央銀行の住宅ローン取扱件数の増加を支援することを発表した。2025年4月1日には、山梨中央銀行が、地域企業の成長支援を目的としてStaywayの「補助金クラウド」を導入した。2025年4月3日には、TRUSTARTが山梨中央銀行の全店で「R.E.DATA Plus」の提供を始めた。2025年5月30日には、L&Fが韮崎市および山梨中央銀行との間で「空家等対策の促進に関する連携協定」を結んだ。

直近1年ほどの動きとしては、2026年8月17日にTRUSTARTが、山梨中央銀行の全店舗へ「R.E.DATA」を導入したと発表した。発表では、日常的に取得する謄本データが一度使われて終わる課題を解消するものとしている。2025年4月の「R.E.DATA Plus」の全店提供に続く導入である。

関わりのあるスタートアップ各社の最近の発表を見ると、地域金融機関との提携を重ねている例が多い。Staywayは2026年に入り、岩手銀行、富山銀行、きらぼし銀行、七十七銀行、百五銀行、栃木銀行、宮崎銀行、秋田銀行などとの業務提携や提供開始を発表し、SMBCグループとのサービス連携、補助金の後払い向け融資事業を行う新会社「補助金クラウドファイナンス」の設立も発表した。TRUSTARTは中国銀行、肥後銀行、コミュニティ・バンク京信との取り組みや、東急リバブルへの導入、ナウキャストとの協業を発表している。エメラダは七十七銀行、北海道銀行、秋田銀行、京都銀行、ふくおかフィナンシャルグループとの協業を発表した。iYellは2026年6月に金融サービス仲介業に登録し、7月にシリーズFのファーストクローズで総額13.15億円を調達した。L&Fは2026年7月にシリーズAのセカンドクローズで総額1.1億円を調達し、水島信用金庫とビジネスマッチング契約を結んでいる。

関わりのあるスタートアップのプレスリリース 588件をもとに作成。 2026.10.26 更新

スタートアップとの関わり(5件)