株式会社サザビーリーグ

Sazaby League 小売

株式会社サザビーリーグ。出資の相手先として、公開リリースの記載に基づき登録。

スタートアップとの関わりの概要

株式会社サザビーリーグは小売の会社である。スタートアップとの関わりの記録は3件、相手は3社で、いずれも出資である。記録のある期間は2024年10月から2026年1月までで、相手はファッションのデザイン技術、AI生成モデル、リユース梱包と、ファッション・小売に関わる技術やサービスを手がけるスタートアップである。このうちSynfluxとは、出資に加えて、グループのサザビーリーグIRISとの資本業務提携も発表されている。

分野ごとに見ると、ファッションのデザイン技術の領域では、東京拠点のファッションデザインソフトウェア/実験的ファッションラボラトリーであるSynfluxに出資している。Synfluxは「FASHION FOR THE PLANET/惑星のためのファッション」をミッションに、アルゴリズムを用いた型紙生成システム「Algorithmic Couture」、廃棄を抑えるデザインシステム「SYN-GRID」、デジタルファッションのプラットフォーム「WORTH」などを手がけている。AIの領域では、AI生成モデルやAI人材を活用したソリューションを提供するAI model(東京都港区、2020年8月設立)に出資している。物流資材の領域では、リユース梱包「シェアバッグ」とそのオペレーションシステムを開発・提供するcomvey(2022年6月創業)に出資している。

具体的な事例を日付順に挙げる。2024年10月30日、AI modelはSBIインベストメントがリードするシリーズA(金額非公表)を調達したと発表し、サザビーリーグはNTTドコモ・ベンチャーズ、Canon Marketing Japan MIRAI Fund、三越伊勢丹イノベーションズ、三菱UFJキャピタルとともに参加した。2024年12月13日、comveyは約1億円(累計約1.5億円)を調達したと発表し、サザビーリーグはKepple Capital、ココナラスキルパートナーズなどとともに出資した。2026年1月15日、Synfluxは5回目の資金調達のセカンドクロージングで2.7億円、本ラウンド合計5.2億円(累計7.4億円)を調達したと発表した。リードはGoldwin Play Earth Fundで、Collateral Good、脱炭素化支援機構、三井住友トラスト・インベストメントとともにサザビーリーグも出資した。続いて2026年1月20日、Synfluxはサザビーリーグから出資を受け、株式会社サザビーリーグIRISと資本業務提携を締結したと発表した。

関わりのあるスタートアップのうち、Synfluxは発表が多い。2022年11月にゴールドウインと「SYN-GRID」を始動し、2024年2月にはTHE NORTH FACEとNEUTRALWORKS.で第2弾の量産を始めた。2024年10月にはリトルリーグ(Ron Herman)と廃棄削減アイテム4型を発売し、2024年12月にはA-POC ABLE ISSEY MIYAKEとの協業プロジェクト「TYPE-IX Synflux project」を発売した。2025年4月には大阪・関西万博でSYN-GRIDのアイテムがカナデビアのユニフォームに採用され、2025年10月には立命館ソーシャルインパクトファンドが新規に参画して2.5億円を調達した。2026年2月には住友金属鉱山「SOLAMENT」によるウェアプロジェクト「HOPE WEAR」に参画し、2026年5月にGlobal Fashion Agenda「Trailblazer 2026」で日本企業初のグランプリを受賞、2026年8月に東京都「SusHi Tech Global」第5弾に採択された。AI modelは2026年1月にSBIインベストメントらからプレシリーズB(金額非公表)を調達し、2026年4月には協業によりAIモデル「MirAI(ミライ)」が誕生したと発表している。

直近1年ほどのサザビーリーグの関わりとしては、2026年1月のSynfluxへの出資と、サザビーリーグIRISとSynfluxの資本業務提携が記録されている。関わりのあるスタートアップの最近の発表は、Synfluxの受賞や採択、ファッション・素材企業との協業、AI modelの資金調達が中心である。

関わりのあるスタートアップのプレスリリース 41件をもとに作成。 2026.10.26 更新

スタートアップとの関わり(4件)