AI駆動開発

AI-driven development

ソフトウェア開発の要件の読み取り、コード生成、テスト、ドキュメント作成などの工程でAIを活用して進める開発のやり方。事業者は工数やコストの削減、人材育成への応用を発表している。

詳細

概要

AI駆動開発は、ソフトウェア開発の工程にAIを組み込んで進める開発のやり方を指す呼び方です。統一された公的な定義はなく、事業者ごとに内容が異なります。ここでは、事業者の発表に書かれている内容をもとに整理します。

仕組み

Konnect-linKの発表では、AI駆動開発は「開発工程におけるAI活用」として説明されています。マルチAIエージェント環境で、要件の読み取り、コードの生成と改修、テストの自動化、ドキュメント生成を行い、工程を最適化するとしています。同社は、実証と実案件で実装工程の工数を50〜80%削減し、全体工程で最低20%以上のコスト削減ができたとしています。ただしこれは同社案件に基づく試算値で、対象、要件、セキュリティ条件により変わると断っています。

導入の形

  • 価格への反映。Konnect-linKは「Value-Backポリシー」を策定し、AIによる生産性向上の効果を原則として顧客価格に反映するとしています。見積時には主要工程の内訳、前提、前回比の変動を示します。
  • 提供の形。スタートアップ向けには最短数週間を想定した短期PoC、中小から大企業向けには要件定義から運用までの一貫した提供を打ち出しています。
  • 人材育成。AIを前提とした開発の進め方を学ぶ研修も登場しています。

スタートアップの取り組み

  • Konnect-linKは、2025年10月28日に開発子会社「Konnect AI-Solutions(KA-Sol)」の設立とAI駆動開発の本格導入を発表しました。子会社は2025年6月の設立で、AI駆動型のシステム開発、マルチAIエージェントのR&D、PoC・実装支援を事業内容とします(発表、2025年10月)。閉域・オンプレミス対応などのガバナンスは計画段階で、企画・要件定義を進めている段階と書かれています。
  • amoibeは、実務を仮想環境で再現し、AIメンターと人間のメンターが伴走する法人向けオンラインOJT「amoibe OJT」を提供しています。パワーソリューションズが「AI駆動開発コース」を導入し、受講後のアンケートでは生産性が平均30%超、最大で50%以上向上すると見込む回答があったと発表しています。NPS調査では約7割の受講者が最高評価の10点を付けました(発表、2025年10月)。

一次情報