タイアップ広告(ブランデッドコンテンツ)

Branded content

広告主とメディア・クリエイターが組み、商品やサービスをコンテンツの中に盛り込んで見せる広告の形。広告であることが分かる表示は、景品表示法のステルスマーケティング規制の対象にもなる。

詳細

概要

タイアップ広告は、広告主がメディアやクリエイター、出演者と組み、記事や動画、番組などのコンテンツの中で商品・サービスを紹介する広告の形です。バナーのような広告枠と異なり、物語や対談といったコンテンツの流れの中に商品が登場するため、ブランデッドコンテンツとも呼ばれます。

仕組み・要点

形態は媒体によって異なります。QREATIONの学園ショートドラマ「キュリエーション学院」のタイアップメニューは、公式アカウントのオリジナルショートドラマ2本と、出演インフルエンサー3名の個人アカウントでの動画各1本の計5本をセットで提供する内容でした。商品の魅力を、部活の差し入れや冬休みの日帰り旅行などの物語に組み込む形です。掲載先はTikTok、Instagram、YouTubeです。

PIVOTの場合は、スタジオでの1on1対談、鼎談、企業の現場を訪ねるロケ、経営トップへのインタビューなど12種類の番組フォーマットから選べます。目的はコーポレートブランディング、サービスの認知・理解促進、採用広報などとされています。

制度上の位置づけ

タイアップでは、広告主の依頼で作られた表示が第三者の感想のように見えることがあります。消費者庁は、広告であるのに広告と分からないようにする表示を景品表示法で規制しており、令和5年(2023年)10月1日に施行されました。企業が依頼・指示したインフルエンサーなど第三者による表示も対象で、SNSやレビューなどのインターネット上の表示から、テレビ・新聞・雑誌までが含まれます。規制の対象者は商品・サービスを供給する事業者(広告主)です。

スタートアップの取り組み

  • QREATION: 学園ショートドラマ「キュリエーション学院」で冬のタイアップ広告メニューを期間限定価格で提供(発表、2025年10月)。発表では開設から半年で総再生回数が2億回を超えたとしています。2026年8月には第一三共ヘルスケアの「トランシーノ」とDXTEENによるタイアップコンテンツの企画・制作を発表しています(発表)。
  • PIVOT: ビジネス映像メディア「PIVOT」の法人向けタイアップの累計実施企業が500社を超えたと発表(発表、2026年9月)。
  • THINGMEDIA: 企業向けの広告・ブランデッドムービーなどの映像制作と、ショートドラマを中心としたIPコンテンツの企画・制作・配信を行う。

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