ケアマネジャー

Care manager

介護保険法上の介護支援専門員の通称。要介護者等の相談に応じ、市町村やサービス事業者と連絡調整して、心身の状況に合ったサービスの利用を支える専門職で、記録業務の効率化や人材の定着が事業所の課題とされる。

詳細

概要

ケアマネジャーは、介護保険法に定められた「介護支援専門員」の通称です。介護保険法第7条第5項は、要介護者または要支援者からの相談に応じ、その心身の状況に合った適切なサービスを利用できるよう、市町村やサービス事業者などとの連絡調整を行う者と規定しています。自立した日常生活に必要な援助に関する専門的な知識と技術を持つ者で、介護支援専門員証の交付を受けた人を指します。

仕組み・要点

ケアマネジャーは居宅介護支援事業所などに所属し、利用者や家族と最初に関わる役割を担います。事業者の発表からは、次のような業務の姿が読み取れます。

  • 相談と調整: 利用者・家族の相談を受け、サービス事業者や自治体と連絡を取ります。
  • 記録業務: 面談や会議の内容を支援経過や議事録として記録します。この負担が大きいことが、ICT導入の主な動機になっています。
  • 判断の負担: 判断を一人で抱え込みやすい業務構造、制度と現場の要望とのギャップ、役割を超えた対応が、心理的な負荷になりやすいとされています。

産業での位置づけ

ケアマネジャーの事業所では、記録の効率化と人材の定着が課題として語られています。ウェルモによると、同社の音声記録AIなどを導入した茨城県つくば市の居宅介護支援事業所が、厚生労働省の「令和8年度 介護職員の働きやすい職場環境づくり」で最高位の内閣総理大臣表彰を受けました。同事業所の調べでは、記録入力時間が1件あたり45分から5分に、支援経過・議事録の作成が月20時間から5時間になったとされます。これらは事業所の自社調査で、第三者の検証ではありません。

スタートアップの取り組み

  • EEFULホールディングス: 介護情報ポータル「EEFUL DB」で、新人および現役のケアマネジャー向け連載コラム「新人ケアマネのための介護・解体新書」を2026年1月28日に開始しました。毎週水曜に更新し、メンタルを消耗しすぎずに仕事を続けるための考え方を扱います(発表、2026年1月)。
  • ウェルモ: 医療介護領域に特化したAIプロダクト「ミルモシリーズ」を展開しています。音声記録AI要約サービスなどを使うケアマネ事業所が内閣総理大臣表彰を受けたと発表しました(発表、2026年9月)。

一次情報