電子トレカ(デジタルトレーディングカード)

Digital trading card

選手やアーティストなどのカードをスマートフォンのアプリ上で集め、交換し、遊べるようにしたデジタルのトレーディングカード。動くカードや対戦、予想などの機能と組み合わせて提供される。

詳細

概要

電子トレカは、紙のトレーディングカードに相当するものを、アプリなどのデジタル上で集めて楽しめるようにしたサービスです。プロ野球の球団、競馬、アーティストなど、公式の権利を持つ側と提携して提供される例があります。ファンが自分の「好き」や「応援」を表現し、ほかのファンとつながる手段として使われています。

仕組み

事業者の発表にある機能は次のとおりです。

  • カードの表現。HEARTBEATSの「タイガースコレクション」では、BGMやエフェクト付きの「動くトレカ」や、音声入りのトレカがあります。
  • 入手。ガチャのほか、SNS連携、グッズ購入、球場への来場といったファンの行動に応じて限定トレカを得られる機能があります。
  • 交換。ユーザー同士でカードを交換するトレード機能や、フレンド機能があります。
  • 遊び。集めたカードでドリームチームを編成して競う対戦機能や、実際の試合の選手の成績を予想する機能があります。
  • 称号やミッションなど、活動に応じた仕組みも用意されています。

産業での位置づけ

HEARTBEATSは、スポーツやエンターテインメントの領域でファン向けの新しい体験を届けることを目指し、プロ野球やアーティストなど日本を代表するIPの公式の電子トレカのコレクションサービスを提供しています。同社の「ORICAL」システムが基盤です。ユートニックの「DiiCa」のように、音楽事務所と共同でアーティストのデジタルトレカを提供する例もあります。価格や排出率などの条件は、サービスごとに異なります。

スタートアップの取り組み

  • HEARTBEATSは、電子トレーディングカード「ORICAL」を軸にファンエンゲージメント事業を展開しています。2026年3月6日に阪神タイガース公式の「タイガースコレクション」の運営を開始しました(発表、2026年3月)。また、2026年5月29日にはnetkeiba公式の「ウマトレカ」をサービス開始しました(発表、2026年6月)。
  • ユートニックは、ファンコミュニケーションプラットフォーム「U Dom」を運営しています。ソニー・ミュージックアーティスツと共同開発したデジタルトレカアプリ「DiiCa」を2022年7月6日に配信開始し、第1弾として所属アーティストのカードを販売しました。コレクションとトレードを楽しめ、アプリ内のファンコミュニティでファン同士がつながります(発表、2022年7月)。

一次情報