えるぼし認定
Eruboshi certification
女性活躍推進法に基づき、女性の活躍に関する取組の実施状況が優良な企業を厚生労働大臣が認定する制度。評価項目の充足数で段階がある。
詳細
概要
えるぼし認定は、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)に基づく認定制度です。一般事業主行動計画を策定して届け出た企業のうち、女性の活躍に関する取組の実施状況が優良な企業が、申請により厚生労働大臣の認定を受けられます。認定は任意で、法律の条文は「認定を行うことができる」と定めています(第9条)。
制度の要点
- 行動計画: 常時雇用する労働者が101人以上の事業主には、行動計画の策定と届出の義務があります。100人以下は努力義務です。計画には、計画期間、目標、取組の内容と実施時期を定め、目標は数値で定量的に定めます。
- 認定の申請: 申請は都道府県労働局で受け付けています。認定企業は認定マークを商品などに付けられます。
- 評価項目: スタートアップの発表では、「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の5項目で評価され、3段階目はこの5項目すべての基準を満たす必要があると説明されています。
- 上位の認定: プラチナえるぼし認定があります。厚生労働省のページでは、改正により、求職者等へのセクシュアルハラスメント防止措置の内容を「女性の活躍推進企業データベース」で公表していることが要件に追加されたとされています。
- 優遇: 公共調達の総合評価落札方式などで加点評価される場合があり、日本政策金融公庫の「働き方改革推進支援資金」を低金利で利用できます。
産業での位置づけ
認定は、企業イメージの向上や人材確保につながるとされています。採用や人事の場面で、企業の働きやすさを示す指標として示されることがあります。
スタートアップの取り組み
- Staywayは、補助金クラウドを運営しています。2026年7月14日に厚生労働大臣から最高位の3段階目の認定を取得したと発表しました(発表、2026年7月)。
- トランスファーデータは、出張管理クラウド「AI Travel」を運営しています。3つ星の認定を取得し、正社員に占める女性比率60.5%、管理職に占める女性の割合45.5%などの実績を公表しています(発表、2025年1月)。