LIFE(科学的介護情報システム)

LIFE (Long-term care Information system For Evidence) (LIFE)

介護施設・事業所がデータを提出し、結果のフィードバックをケアの質の向上に活用する、厚生労働省の科学的介護情報システム。

詳細

概要

LIFEは、厚生労働省が運用する科学的介護情報システムです。介護施設・事業所のケアの質向上に向けた取組を支援するため、利用者の状態などのデータを提出し、その結果のフィードバックを活用する仕組みとして説明されています。厚生労働省のページでは、運営主体を厚生労働省から公益社団法人国民健康保険中央会へ移管する予定と案内されています。

仕組み・要点

  • データ提出とフィードバック: 事業所がデータを提出し、集計結果のフィードバックを受け取って、ケアの見直しに使います。令和6年度報酬改定に対応したフィードバックの掲載は、2024年11月から段階的に始まったと案内されています。
  • 提出する項目: 項目や主な評価方法は、「ケアの質の向上に向けた科学的介護情報システム(LIFE)利活用の手引き」に掲載されています。様式には、生活・認知機能尺度、DBD13、ICFステージング、Barthel Indexなどがあります。
  • 関連する加算: LIFEへのデータ提出が算定要件となる加算として、科学的介護推進体制加算、ADL維持等加算、個別機能訓練加算、栄養アセスメント加算、口腔衛生管理加算、褥瘡マネジメント加算、排せつ支援加算、自立支援促進加算などの様式が案内されています。要件は保険者(市町村等)に確認するよう示されています。
  • 利用開始の前提: 電子請求受付システム(介護)のIDとパスワード、セキュリティ用メールアドレス、電子証明書の設定が必要です。

市場・産業での位置づけ

介護報酬の加算の算定要件に含まれるため、介護記録ソフトや介護事業者の業務にとって、LIFE提出に対応できるかどうかは機能面の要点になっています。評価から提出用データの作成までを支援する機能が、ソフトウェア側で提供されています。

スタートアップの取り組み

  • Rehab for JAPANは、科学的介護ソフト「Rehab Cloud」で、栄養アセスメント加算の評価からLIFE提出、利用者・家族への説明までを支援する機能の提供を開始しました。LIFE提出用CSVの一括出力に対応しています(発表、2026年5月)。
  • クラシテクは、デイケア(通所リハビリテーション)向けAIエージェント「SHISHIデイケア」を提供開始しました。計画書・報告書のたたき台の作成、提供票と実績の突合、請求データの作成などを備えます(発表、2026年8月)。発表の見出しにはLIFE提出も挙げられていますが、本文に手順の説明はありません。

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