マシンピラティス
Machine Pilates
ジョセフ・ピラティスが考案したリフォーマーなどの専用マシンを使って行うピラティス。マットだけで行うマットピラティスと区別され、グループ形式やパーソナル形式のスタジオで提供される。
詳細
概要
マシンピラティスは、ピラティスのうち、リフォーマーなどの専用の器具(マシン)を使って行うものを指す呼び方です。ピラティス・メソッド・アライアンス(PMA)は、ピラティスを「体を伸ばし、強化し、バランスを整えるために設計された運動と身体の動かし方の方法」と説明し、体系的なエクササイズと集中した呼吸を組み合わせ、フィットネス、スポーツのトレーニング、リハビリテーションに使われるとしています。
成り立ち
方法の名称は、1883年にドイツで生まれたジョセフ・H・ピラティスに由来します。PMAの歴史ページによると、ピラティスは「コントロロジー」と呼んだ矯正的なエクササイズの体系を1920年代後半に米国に紹介しました。1926年に米国に移住し、妻のクララとともにニューヨークのスタジオで指導しました。PMAは、ユニバーサル・リフォーマーを彼のもっとも有名な発明とし、トラピーズテーブル、ワンダチェア、ラダーバレル、スパインコレクターなどの器具もあわせて挙げています。
マシンとマットの違い
PMAの説明では、マットクラスは複数人で行うグループ形式で、リラクゼーションや運動の効果を得る選択肢として位置づけられています。器具を使うクラスには、リフォーマーを使うグループクラスと、器具一式を使うプライベートや少人数のスタジオセッションがあります。マシンピラティスはこの後者にあたる形で、日本でも、グループ形式のスタジオと、1対1のパーソナル形式のスタジオの両方で提供されています。
事業での位置づけ
事業者の発表から、マシンピラティスが次のような形で店舗事業になっていることがうかがえます。
- 女性専用・少人数制のグループレッスン(最大9〜10名)で、月4回11,000円からの価格設定。
- 1対1のパーソナル指導を小規模な区画で提供し、予約・決済・顧客管理を一体化した運営(OMO型)。
- 他のサービスと組み合わせた独自のスタジオ(マシンピラティスとよもぎ蒸し)をフランチャイズで展開。
スタートアップの取り組み
- フィットクルーは、地域ごとに展開していた4つのピラティスブランドを統合し、女性専用・少人数制のマシンピラティススタジオ「anella(アネラ)」を2026年9月1日に始動しました。160時間の専門研修を修了したインストラクター、最大9〜10名の少人数制、部位別プログラム、月4回11,000円からの価格を特徴としています(発表、2026年8月)。
- ファノーヴァは、パーソナルマシンピラティススタジオ「FLATTE」を展開しており、日吉店を2026年10月1日にグランドオープンしました。1対1のマシン指導を中心に、予約・決済・顧客管理を一体化したOMO型の運営と、独自のトレーナー育成を特徴としています(発表、2026年9月。祐天寺店は発表、2026年6月)。
- SOELUは、「マシンピラティス×よもぎ蒸し」を組み合わせた女性専用スタジオ「ソエル」を運営し、2023年6月の川口店を1号店として約3年3ヶ月で全国100店舗を達成しました。マシンピラティス利用者の約8割は未経験から始めており、全店平均で1ヶ月に約6.2回来店されていると発表しています(発表、2026年5月)。