推し活
Oshi-katsu
有名人やキャラクターなど、応援する対象にお金を使う消費の形態。消費者庁の消費者白書で取り上げられ、2021年の流行語にもなった。グッズやアプリなど関連サービスが広がっている。
詳細
概要
消費者庁の令和4年版消費者白書は、推し活を、有名人、アニメやゲームのキャラクター、鉄道などの応援の対象にお金を使う消費の形態として説明しています。白書は、推し活が2021年の流行語になったこと、若者が長時間利用するSNSによって、応援する人同士や応援する人とされる人のつながりが強まっていることにも触れています。
構造と特徴
推し活では、ファンが応援する対象に対して、グッズの購入、ライブやイベントへの参加、関連サービスの利用などを通じて支出します。ファン同士の交流や情報共有はSNSが支えています。関連サービスの側から見ると、グッズの交換・売買、ファンの投稿の可視化、決済手段のデザインなど、さまざまな事業の切り口があります。
市場の目安
白書は、アイドルの市場規模を2019年度で2,610億円と推定しています(矢野経済研究所の「『オタク』市場に関する調査(2021年)」の数字を引用)。推し活市場全体の規模を示す統一的な公的統計は、確認できた範囲ではありません。
スタートアップの取り組み
- ナッジ:次世代クレジットカード「Nudge」で、ペットの写真でカードを作れる「推しペットカード」を提供した(発表、2026年7月)。会員への調査では、2026年5月に実施し有効回答1,357名のうち推し活経験のある1,200名を分析、推し活を通じたスキル獲得を自覚する割合は85.8%だった(発表、2026年6月)。
- YOAKE entertainment:「IDOL RUNWAY COLLECTION」の公式アプリ「IRC APP」を運営し、推し活タイプ診断を公開した(発表、2026年6月)。
- トレポータル:推し活グッズの交換・売買・管理アプリを運営し、K-POPに加えて漫画・アニメ・VTuber・ゲームへ対応ジャンルを広げた(発表、2025年10月)。
- ぺこり:ファンの「やってほしい」を現実にする共創型プレゼント企画プラットフォーム「1-1(イチノイチ)」のサービスを開始した(発表、2025年8月)。
- Super Massive Global:位置情報、推し活、Web3を組み合わせたモバイルアプリを開発する。