遠隔作業支援

Remote work assistance

現場の映像を離れた場所に届け、遠隔から確認や指示、操作を行って作業を支える仕組み。建設、製造、インフラなどの現場で、カメラやウェアラブル機器とクラウドを組み合わせて提供される。

詳細

概要

遠隔作業支援は、現場の映像や音声を離れた場所に届け、そこにいる担当者が確認、指示、操作を行って現場の作業を支える仕組みです。熟練者が現場に行かなくても状況を把握でき、複数の現場を事務所などからまとめて見られる点が特徴です。建設、製造、物流、インフラ、プラント、防災など、人が現地に行く負担が大きい分野で使われます。

仕組み

ジザイエの発表にある構成は次のとおりです。

  • 映像の取得。LTE搭載のクラウドカメラ「JizaiEyes」で現場の映像を取得し、クラウドに集めます。
  • 確認と操作。クラウドに集めた映像を、PCやスマートフォンから複数の現場分まとめて確認できます。遠隔からのパンチルト・ズーム操作、クラウド録画と閲覧、複数拠点の一元管理に対応します。
  • 基盤。遠隔操作基盤「JizaiBase」と合わせ、映像の取得から遠隔操作、機器制御までを一体にした産業向けの遠隔業務基盤と位置づけています。
  • AIによる検知。新型モデル「JizaiEyes P2」は映像理解AIによるリスク検知に対応し、人数カウント、ヘルメット未着用検知、侵入検知のモデルを標準で搭載します。検知したい状況を自然言語で入力する「カスタム検知」もあります。

現場への適合

JizaiEyes P2は、保護等級IP65相当、動作温度-10〜+50℃で、耐衝撃性も備えます。LTEを内蔵するため、有線LANやWi-Fiがない現場でも、電源があれば設置でき、工事は不要とされています。対象は建設・土木、製造・プラント、インフラ点検・保守などで、価格はオープン価格です。

スタートアップの取り組み

  • ジザイエは、東京大学稲見研発のスタートアップで、リアルタイム遠隔就労支援プラットフォーム「JIZAIPAD」を提供しています。2026年9月にLTE搭載クラウドカメラの新型モデル「JizaiEyes P2」の提供を開始しました(発表、2026年10月)。
  • フェアリーデバイセズは、音声認識と音声対話の技術を使い、ウェアラブルデバイス「THINKLET」などでコネクテッドワーカー事業を展開しています。

一次情報