中小企業省力化投資補助金

SME Labor-saving Investment Subsidy

人手不足に悩む中小企業の省力化投資を支援する補助金。カタログから製品を選ぶ「カタログ注文型」と、現場に合わせた設備やシステムを対象とする「一般型」の二つがある。

詳細

概要

中小企業省力化投資補助金(中小企業省力化投資補助事業)は、人手不足に直面する中小企業が省力化のための投資を行う費用を補助する制度です。中小企業基盤整備機構の案内ページでは、売上拡大や生産性向上を図り、付加価値の向上と賃上げにつなげることを目的に掲げています。

仕組み

制度には二つの型があります。

  • カタログ注文型: 汎用的な省力化製品をあらかじめカタログに登録し、事業者がそこから導入したい製品を選んで申請する。簡易で即効性のある型とされる。
  • 一般型: 現場や事業に合わせた設備投資やシステム構築など、個別にカスタマイズした投資を対象とする。

申請は GビズID プライムアカウントが必要です。カタログ注文型は随時受け付けとされています。補助率と上限は型や事業者の規模、賃上げ要件によって異なります。テックマジックの発表では、カタログ注文型の補助率は最大 1/2、上限は従業員規模に応じて最大 1,000 万円、賃上げ要件を満たすと最大 1,500 万円と説明されています(発表元の説明)。LexxPluss の発表では、一般型の補助率は中小企業が 1/2、小規模・再生事業者が 2/3 とされています。

産業での位置づけ

搬送ロボット、調理ロボット、ピッキングロボットなど、現場の省力化に使うロボットや機器の事業者にとって、カタログへの登録は顧客の導入費用の負担を下げる手段になります。製品ごとに省力化製品番号が付され、カテゴリー別に登録されます。

スタートアップの取り組み

  • 株式会社LexxPlussは、自律移動ロボット「Lexx500」と台車けん引ソリューション「LexxTug」が、2024年10月から中小企業基盤整備機構の製品カタログに「無人搬送車(AGV・AMR)」として掲載されたと発表しています(発表、2024年10月)。一般型の公開に合わせた案内も出しています(発表、2025年3月)。
  • Thinker(株式会社Thinker)は、バラ積みピッキングロボットシステム「Thinker Model A」がカタログの同カテゴリーに第一号として登録されたと発表しています(発表、2026年7月)。
  • テックマジックは、炒め調理ロボット「I-Robo 2」が「食料品加熱攪拌機」カテゴリーの対象製品として登録されたと発表しています(発表、2026年6月)。

一次情報