投げ銭
Tipping
詳細
概要
投げ銭は、活動する人や接客するスタッフなどに、感謝や応援の気持ちを少額の金銭で直接届ける仕組みです。インターネット上では、発信者を継続的に支える手段として使われてきました。ぺこりの発表では、国内の投げ銭市場は約3,106億円と推計されています(Fintertech調べとして記載)。
仕組み・要点
支援の形は、サービスによって違います。祭が運営する「ビスケット」は、SNSへの投稿を通じて「応援する人」と「される人」をつなぐサービスとして発表されました。クラウドファンディングが企画単位の支援になりがちなのに対し、ビスケットは活動者と支援者が継続的な関係を築けるとされています。達成目標金額がなく、集まった資金をそのまま活動に使え、返礼品を用意する必要がない点も、特徴として挙げられています。2019年に追加された「定額支援」機能では、応援したい人の「仲間」になり、継続的に支援できます。支援者を募って、活動の経過報告や相談もできます。
ぺこりの「Kimochiru」は、これをリアルの場に持ち込んだカード型の投げ銭です。アプリ登録や店舗側の導入が不要で、カードを渡して感謝や評価を伝えます。受け取った人はQRコードを読み取ってスタンプを集め、スタンプに応じてクーポンやポイントを受け取れます。
市場・事例
ぺこりの発表では、2025年7月に開催されたポーカー大会(NIPPON SERIES富山大会)で、カード型リアル投げ銭がディーラーに渡す公式チップとして使われました。3.5日で400枚超が使われ、参加者の25%が体験し、体験者の3割超が課金したとされます。受け取りが多かったディーラーは「実質手取り15%増」と紹介されていますが、算出の根拠は発表に記載がありません。サービス業、エンタメ、イベント、スポーツなどへの展開も構想されています。
スタートアップの取り組み
祭は、活動者を継続的に応援できる投げ銭プラットフォーム「ビスケット」の事前登録を開始し(発表、2018年8月)、定額支援機能の提供を開始しました(発表、2019年2月)。現在は匿名SNS「いつでもおかえり」を運営しています。
ぺこりは、接客スタッフへの感謝や評価を、アプリ登録なしでカードとQRコードを通じて伝えられるカード型リアル投げ銭「Kimochiru」を運営しています。ポーカー大会での利用結果を発表しています(発表、2025年8月)。