用語集
アナログ信号とディジタル信号を相互に変換する回路の総称であり、アナログ・ディジタル変換器と、ディジタル・アナログ変換器からなる。IEEE Std 1241-2023 は前者を、出力値を一定間隔で標本化しディジタル化する素子として扱い、量子化と標本化がいずれも一様なものを主対象として共通の用語と試験方法を定める。後者については IEEE Std 1658 が、世界で使われている用語を文書化し試験方法を示している。
観測データと直前の短期予報を組み合わせ、予報モデルの初期値として最も確からしい大気の状態を推定する処理である。解析と背景場を更新しながら循環させる手法で、観測が少ない領域ほど不確実性が大きく、数値天気予報の精度を左右する中核の工程となっている。
AIが、データの分析を支援する仕組み。
データの発生元から利用先までの流れを追跡する仕組み。
小型の近似モデルに複数トークンを先行生成させ、大規模モデル側でそれらを一度の並列計算により検証・採択することで推論を高速化する手法である。採択と棄却のサンプリング規則を適切に設計することで、元の大規模モデル単体で生成した場合と同一の出力分布を保ったまま加速できる。
東京証券取引所が運営する、プロ投資家向けの株式市場。上場の審査や開示の負担が軽く、特定投資家のみが売買できる。
極低温によって組織を破壊する治療法である。米国立がん研究所(NCI)は、液体窒素またはアルゴンガスが作り出す極度の低温を用いて、がん細胞や異常な組織を破壊する治療と説明する。皮膚の病変には綿棒や噴霧器で液体窒素を直接当て、体内の病変には小さな切開や穿刺からクライオプローブを挿入し、凍結用のガスをプローブに流しながら画像で位置を確認して周囲の組織への影響を抑える。体内の腫瘍では小さな切開や穿刺で済むため、痛みや出血など手術に伴う問題が軽減されるとされる。
インターネットで、多数の投資家から出資を募る仕組み。
「投資事業有限責任組合契約に関する法律」に基づく組合。無限責任組合員が運営し、有限責任組合員が出資する。国内のVCファンドで広く使われる形態。
東京証券取引所の市場区分の一つで、高い成長可能性を有する企業向けの市場。2022年4月の市場再編で、マザーズ市場を引き継ぐ形で設けられた。
人が乗って操縦する、大型のロボット。
病気で変化する糖鎖構造を持つ糖ペプチドを標的にする抗体医薬品。
ドーナツ状の真空容器の周囲に磁気コイルを配置し、約1億5,000万℃の高温プラズマを磁場で閉じ込める核融合装置。ITERは重水素・三重水素反応により、50MWの加熱入力に対して500MWの核融合出力、すなわちエネルギー増倍率Q=10を目標に掲げている。JETの1997年の記録はQ=0.67であった。
食品を短時間で凍らせ、品質を保つ冷凍の方法。
人手不足の分野で、外国人材を受け入れる在留資格。
40歳から74歳の公的医療保険の加入者を対象に、メタボリックシンドロームに着目した健康診査と、その結果に応じた保健指導を行う制度。
道路交通法の改正で新設された、電動の小型モビリティの車両区分。
通信販売、訪問販売、定期購入などのトラブルが生じやすい取引類型について、事業者の表示義務や行為規制、消費者の解除権を定めた法律。
2023年4月施行の改正道路交通法で制度化された、限定された場所で、運転者なしで走行する自動運転(レベル4)の運行。都道府県公安委員会の許可が必要。
同じ会社の人が匿名で、情報を交換するSNS。
発明を一定期間(出願から原則20年)独占的に実施できる権利。特許庁に出願し、審査を経て登録される。
トポロジカル絶縁体は、内部は通常の絶縁体と同様にバンドギャップを持つ一方、端や表面に保護された伝導状態を持つ電子材料である。2次元と3次元の例が実験で確認されている。
部品の設計を洗練させて性能を高める手法として広く用いられる構造設計の方法である。最適化の過程で部品の性能を評価するために有限要素解析を何度も反復する必要があり、計算負荷が大きい。近年は機械学習でこの負荷を緩和する手法が検討されているが、従来は二次元で低解像度の問題に示された例が主である。
車両を駆動する電動モーターである。米エネルギー省(DOE)は、電動ドライブシステムにおいて電気モーターが電池に蓄えた電気エネルギーを機械エネルギーに変換すると説明する。主な方式は内部永久磁石(IPM)、誘導、スイッチトリラクタンスである。IPMは出力密度が高く広い運転範囲で高効率を保つが、DOEによればハイブリッド車とプラグイン電気自動車のほぼすべてが希土類永久磁石を用いており、材料の入手性と高コストが制約になっている。
注意機構(アテンション)のみで系列を処理するニューラルネットワークの構造。2017年の論文 Attention Is All You Need で、再帰と畳み込みを完全に排した構成として提案された。系列内の全要素の関係を並列に計算でき、大規模言語モデルの基盤アーキテクチャとなっている。
取締役会の運営を、デジタルで効率化すること。
ウランの燃料核を炭素系・セラミック系の複数層で被覆した粒子状の原子炉燃料である。粒子ひとつひとつが核分裂生成物を閉じ込める障壁として働き、中性子照射や高温への耐性が高い。ペレットや球状のペブルに成形し、高温ガス炉や溶融塩冷却炉に用いる。燃料そのものが閉じ込め障壁となる点が従来燃料と異なる。
核融合炉の炉心を取り囲み、重水素・トリチウム反応で発生した高エネルギー中性子をリチウムに吸収させて、燃料であるトリチウムを炉内で生成する機器である。燃料の自給と発電のための熱回収を同時に担うため、核融合を実験装置から発電プラントへ移行させる上で不可欠な要素と位置づけられる。
物理のトレーディングカードの権利を、NFTで管理する仕組み。
トレーディングカードが本物かを、判定すること。