用語集
求人者と求職者の申込みを受け、雇用関係が成立するよう仲介するサービス。手数料を受け取る有料の職業紹介は、厚生労働大臣の許可が必要で、求職者から手数料を取ることは原則できない。
人事労務ソフトは、入社手続き、従業員情報の管理、勤怠、給与計算、年末調整など人事・労務の事務をクラウドなどで処理するソフトウェア。
企業が、人材の育成方針、多様性、報酬、エンゲージメントなどの人的資本に関する情報を開示すること。2023年3月期から、有価証券報告書での記載が義務化された。
スマートフォンの位置情報などのデータから、特定の場所や時間帯にどのような人が何人いたか、どう動いたかを推計・可視化する分析。店舗運営や出店検討、観光施策などに使われる。
GHG排出量算定は、事業者の温室効果ガス排出量をScope1・2・3に分けて、活動量に排出量原単位をかけて計算すること。サプライチェーン全体の排出量を把握し、削減や開示につなげる。
化石燃料中心の経済・社会の構造を、クリーンエネルギー中心に転換し、産業の競争力の向上と脱炭素を両立させる取り組み。
GPSなど、人工衛星による位置測位の仕組みの総称。
GMVはマーケットプレイスなどを通じた取引の総額。テイクレートは、そのうち運営者が手数料等として得る収益の割合。
窒化ガリウムを用いたパワーデバイス。レビュー論文によれば、GaNは商用パワー半導体材料の中で最も広いエネルギーギャップ(3.4eV)、最大の臨界電界、最高の飽和速度を併せ持つ。AlGaN/GaNヘテロ接合による二次元電子ガスを使ったHEMT構造が主流で、1MHzを超えるスイッチングが可能とされる。
細胞膜を貫通し、細胞外の信号を細胞内に伝える受容体のタンパク質。
ファンドの運営者がGP(ジェネラル・パートナー)、資金を出す投資家がLP(リミテッド・パートナー)。
GPU(画像処理半導体)を搭載したサーバーの計算力を、クラウド経由で利用者に提供するサービス。生成AIや大規模言語モデル、高性能計算など、大規模な計算が必要な用途で使われる。
センサーやAIで、養殖の効率を高める技術。
燃料電池車などの道路車両に気体水素を充填する設備である。国際規格 ISO 19880-1:2020 は、公共・非公共の水素充填ステーションについて、安全と必要に応じた性能のための設計・設置・試運転・運用・点検・保守の最低要求事項を定めている。水素の製造・受入系統、圧縮設備、バッファ貯蔵、プレクール装置、ディスペンサが適用範囲に含まれ、極低温液体水素の供給と金属水素化物を用いる用途は除かれる。
鉄鉱石を溶かさず固体のまま水素で還元して鉄をつくる製鉄方式。世界鉄鋼協会は直接還元を「固体状態の鉄鉱石から化学的に酸素を取り除くこと」と説明している。還元剤に水素を使うため、排出されるのは二酸化炭素ではなく水になる。
音波を用いて水中で情報を伝える通信方式である。水中では広く用いられてきたが、水中環境の複雑さによって性能が大きく損なわれてきた。系の設計と改善にはチャネルの理解が必要であり、仮定を置いた数式と近似によるモデル化に加え、実測データを用いた深層学習によるモデル化が試みられている。
水中を移動して点検や測量を行う、遠隔操作または自律の無人機。
利得チップと外部の出力鏡で共振器を構成する面発光の半導体レーザー。半導体ディスクレーザーとも呼ばれる。強度を一定に保ったまま励起スポットと共振器モードの径を広げることで出力を素直に増やせ、回折限界に近いガウシアンビームが得られる。発振波長はバンドギャップ設計で選べる。
ロケットと衛星など、複数の段階を自社で開発する事業モデル。
固定子と回転子の双方が突極構造をとり、回転子が磁界に整列しようとする磁気抵抗の性質からトルクを得るモータである。永久磁石も回転子巻線も持たないため希土類材料を必要とせず、構造が簡素で故障許容性が高い一方、トルクリップルと騒音の大きさが課題となる。
電気を用いて水を水素と酸素に分解する工程である。米エネルギー省は、この反応は電解槽(electrolyzer)と呼ばれる装置の中で起こり、電解槽は電解質で隔てられた陽極と陰極からなると説明する。電解質の種類によって系の中を伝導するイオン種と水素が生じる仕組みが決まり、固体高分子形、アルカリ形、固体酸化物形に大別される。
水田から出るメタンの排出を抑えて生み出すカーボンクレジット。
睡眠中の脈拍や呼吸などを、センサーで測ること。
大企業グループの傘下に入ったうえで、将来の上場を目指す方式。
工作機械をコンピュータで制御して切削などの加工を行う方式である。NCは Numerical Control(数値制御)の略で、コンピュータを内蔵する現在の工作機械ではNC加工とCNC加工を区別しない。複雑な加工プログラムの作成にはCADやCAMのソフトウェアが用いられる。用語は ISO 2806 が国際的に定めている。
樹木や建物などの地表構造物を除いた裸地の地形面を数値データとして表現したモデルである。航空レーザ測量や干渉合成開口レーダから生成され、地形解析、水文解析、インフラ計画、電波伝搬計算、自律移動体の地図などの基盤データとして用いられる。
設備・人員・時間・容量などの多数の条件を数式で表し、その条件を満たす中で最良の計画を求める手法。生産計画、配送、スケジューリングなどの実務課題に使われ、ソルバーと呼ばれるソフトウェアで解く。
言語モデルの損失が、モデルサイズ・データセットサイズ・学習計算量のそれぞれに対してべき乗則で改善するという経験則。2020年の Kaplan らの論文が、7桁以上の範囲にわたって成り立つ傾向を報告した。固定された計算予算をモデルとデータにどう配分するかを決める判断材料になる。
温室効果ガスの算定における区分。スコープ1は事業者自らの燃料の燃焼などによる直接排出。スコープ2は他社から供給された電気、熱の使用に伴う間接排出。
企業の自社操業と購入電力以外、すなわちバリューチェーン上で生じる温室効果ガス排出を指す。GHGプロトコルのScope 3基準は上流・下流にわたる15のカテゴリを定めており、多くの企業では総排出量の大半がこのスコープ3に由来するとGHGプロトコルは述べている。